代表あいさつ
EXD-Japan 代表・アカデミー校⻑
実藤 敦
Atsushi Jitsufuji D.D.S. L.C.
ジツフジ⻭科医院 院⻑
患者のみなさまへ
歯科医院選びにもう一つの選択肢を
みなさんは、「良い歯医者」と出会えていますか？
SNSを開けば、「歯を勝手に削られた」「何回も通わされる！一回で済ませてほしい！」「高額な自費の治療を売りつけられた！」など、歯科医院でつらい目に遭った患者さんたちの声が聞こえてきます。日本の歯科医師の多くはとても勤勉で優秀です。しかし、なぜこんなにもトラブルが多いのでしょうか。
それは、日本の歯科医療が、目的を選べないシステムだからです。
現在の日本の歯科医療は「対症療法」を目的としたシステムの上に成り立っています。誰もが必要な医療にアクセスできる日本の健康保険制度は、社会のインフラとしてとても素晴らしいシステムです。ただし、それは病気の「治療」に対する経済的な補助が目的であり、「再発の予防」を目的としたシステムではありません。
時間をかけて悪くなってしまった歯は、治療にかかる時間も手間も多く、保険診療の範囲では満足な治療を受けられない事も多いです。しかし、いざ「きちんと治したい」と思っても、どこへ行ったらよいかわかりません。なぜなら日本ではほとんどの歯科医院が保険診療のシステムをベースとした歯科診療を行っているからです。たとえ途中から自費の治療を選択しても、検査の時点から対症療法の流れを汲んでいる事が多く、最終的に治療費に見合った結果を得られないことも多々あります。
私たちEXD-Japanは、「どこに行っても良くならない。」「歯科医師が信用できない。」歯科医療に対してそんなマイナスイメージを持ったみなさんのために、新たな選択肢として「真に患者さんのための歯科医療」を提供しています。
原因除去と予防のための歯科医療を
わたしたちEXD-Japanは、古代ギリシャ・アリストテレスの時代から現代まで受け継がれてきた「診療哲学」に基づき、十分なコミュニケーションと十分な情報提供の上、患者さんが正しい選択を行えるような「原因除去・予防型歯科医療」の普及を目指しています。
そのために、患者さんが自分の状態をより正確に知るために必要なデンタルドック（EX-Docシステム）と、質の高い歯科医療を提供できる歯科医師についての情報提供を行います。また、歯科医療を提供できる歯科医師の養成を行う事で、日本における歯科医療のレベルの底上げと、国民のみなさんの歯科に対する信頼を高めていきたいと考えています。
是非実際に私たちのクリニックに会いに来ていただき、私たちの活動について多くの方に知っていただければと思っております。
これからの次代を担う歯科医師の・歯学生の皆さんへ
歯科医師のキャリア形成の実態と、学ぶべき診療哲学
みなさんこんにちは。突然ですが、みなさんはこれから、どんな歯科医師になりたいですか？自分の将来のキャリアについて考えたことはありますか？歯科医師免許を取得してこれから約半世紀の間、一体なんのために歯科医師として働き続けますか？
現在、歯科医師の数はメディア等で「コンビニより多い」と叩かれる事があるように、国の政策によってどんどん削減されています。そのため国家試験の内容も臨床の範囲を逸脱するような難解なものとなり、大学は国家試験合格のための予備校と化してしまっているのが現状です。そのため、歯学部では歯科医師のキャリアや職業倫理について考える機会もサポートも不足しており、新卒の歯科医師は自分の働き方について明確な道筋を立てることが出来ないまま現場に出ていきます。
現場で必要な臨床の教育はほとんどが勤務先に委ねられてしまっていますが、そこで教わるのは、歯科医師としての人間的・技術的成長というよりも「保険点数の取り方」「効率の良い予約の回し方」「自費治療の売り方」「楽して儲かる、予防特化型歯科医院の経営方法」など、多くがお金儲けのための知識ばかりです。日本の歯科医療は「多診・多療」の健康保険制度がベースとなっており、クリニックや病院の経営維持のためには一日に多くの患者さんを診る必要があります。そのため、せっかく高度な知識や技術を身に着けても、時間や材料について制約の多い保健医療システムの現場では、若い歯科医師がそれらを活かす機会がありません。巷の勉強会へ行っても、「マイクロスコープを使った〇〇テクニック」など、保険診療ばかり任せられる勤務医にとっては非現実的でほとんど役に立たない、院長クラスが自分の権威を誇示するマウンティングの材料ばかり。身につけた高度な治療をするためには、「開業して勤務医に保険診療をやらせて、自分は自費の仕事ばかりやりたい」と、そういう発想になってしまうのも仕方ありません。
でも、あなたの憧れた歯科医療は、本当にそんな仕事ですか？患者さんが本当に満足できる仕事が出来ていますか？自分の幸せのために誰かを犠牲にするような仕事をしようとしていませんか？今の日本の歯科教育には、プロフェッションとしての職業倫理である「診療哲学」が不足していると私たちは考えています。あなたの仕事に関わる全ての人を笑顔にできるような仕事の仕方を、一緒に学びませんか？私たちアカデミーの講師陣が「診療哲学」についての講義を行い、医療の目的を見失いがちな若い歯科医師のみなさんに、自分のキャリアの可能性を広げる「自由の翼」を授けます。
予防医療に対する教育の不足
日本の保険診療のシステムは本来「治療」が目的であり、予防医療は給付の対象外です。予防といえばメインテナンスと思われがちですが、それだけではありません。真の予防歯科医療に必要なのは、咬合を中心とした総合的な「原因除去」のための医療システムの構築です。う蝕や歯周病を患者さんの怠慢のせいにして片付けていては、治るものも治りません。日本のほとんどの歯科医療機関は保険診療をベースにしているため、多くの若い歯科医師は知らず知らずのうちに対症療法が刷り込まれたキャリア形成しか行えず、真の意味での予防歯科医療を行える人材が不足しています。もちろんインフラとしての保険診療は必要なシステムです。しかし、その医療は本当に全ての患者さんのためになっているのでしょうか。
わたしたちEXD-Japanは、日本の歯科医療に「原因の除去・予防」を目的とした「自由診療専門」の歯科医療についての情報提供と業態の確立を行うことで、インフラとしての保険診療と医療の目的を明確に分け、歯科医療が抱えるジレンマの解消を目指します。
スペシャリスト幻想
「歯科自由診療専門で開業」と聞くと、インプラントや矯正、マイクロスコープを使った歯内療法など、高度な技術や設備を持った先生じゃないと出来ないと思っていませんか？
私たちは、それを「スペシャリスト幻想」と呼びます。もちろん最新の優れた医療技術は身につけていくべきですが、歯科自由診療専門での仕事に必須ではありません。現に私もCTやマイクロスコープを使用することなく３０年歯科自由診療専門で仕事をしてきました。インプラントも一本も埋入していません。それでも年間１５０日以上の休日を取り余暇を満喫したり、家族や友人との時間を楽しむのに十分な医業収入を得ることが出来ます。その事を私やEXDのメンバーが証明しています。
歯科自由診療医が売るべきものは、設備でも技術でもなく「自分自身」なのです。それは単に「口がうまい」といった単純な事ではなく、患者さんのためにどれだけ努力をしたか、「全ては患者さんの為に」、が伝わる仕事をすべきだということです。私たちEXD-Japanは、共に診療哲学と人間学を学び、患者さんの信頼に足る医療人としての人格形成を大切にしています。私たちのアカデミーでの学びは、あなたの歯科医師のキャリアにとって一生の財産になることでしょう。