保険診療と自由診療の違い

保険診療と自由診療

保険診療と自由診療では、目的やコンセプトが全く異なります。保険診療は「健康保険法」に示される通り、病気や怪我に対して保険給付を行うシステムです。社会のインフラとして全ての国民に平等な医療の機会を提供すること、つまり病気を見つけて治す事を目的とした「対症療法」なのです。裏を返せば、「病気ありき」のシステムで、病気の予防や原因除去を目的としていないのです。

それに対し、自由診療は「保険適応外」の治療全てを指します。そのため提供する医療サービスは自由なのですが、「高度先進医療」や「美容」「原因除去・予防」などが主な目的として挙げられます。